コンサルは激務?
コンサルティング業界といえば激務を代表するイメージがありますが、一方で働き方改革が進み帰宅時間が比較的早くなっているというこというエージェントもいます。実際のところどうなのか、コンサルタントの働き方についてお伝えしたいと思います。
忙しいかどうかはプロジェクト次第
忙しいかどうかは、はっきり言ってプロジェクトに依存します。チームメンバーのレベルやプロジェクトの予算など様々な変数があるため一概には言えませんが、中期経営計画策定や事業戦略の立案といった戦略系の案件は短期間で深い示唆を出さなければいけないため、アウトプットを出すための労働時間は必然的に長くなる傾向にあります。このような案件ではタクシー帰りも珍しくありません。とある戦略系の案件にアサインされていた時は基本的に終電、報告会の前は朝4時ごろ帰宅するという生活を送っていました。休日も土日のどちらか、もしくは両方稼働していました。
忙しい時の1日
9:00:出社
10:00:午前のチームミーティングで作業結果をチームに報告
12:00:ランチを食べる時間もないので、ゼリー飲料で栄養を補給する
16:00:調査で有識者にインタビューを行う。
17:00:午後のチームミーティングで作業結果をチームに報告。ここでぼこぼこにレビューされて追加業務が発生。
24:00:帰宅
一方、1年近くかけて行う実行支援系のようなプロジェクトは比較的余裕のある人員・スケジュールが組まれるため、比較的落ち着く傾向にあります。とある実行支援系のプロジェクトにアサインされていたときは平均して19時ぐらいに業務を終え、月の残業時間も40時間程度だったと記憶しています。土日の稼働もほとんどありません。
余裕がある日の1日
10:00:緊急タスクもないのでこの時間に出社。
11:30:お店が込みだす前にランチ
14:00:マネージャーと作業進捗の確認
15;00:雑談をしつつ作業を進める
18:00:帰宅しジムへ
まあそれでも別の業界に行った友人と比べるとやはり忙しいことには変わりないですね。。。
仕事は忙しいけど働き方は比較的自由
仕事は忙しいコンサルティングファームですが、働き方は結構自由な多いことが多いです。当然締め切りまでにアウトプットを出すことが条件となりますが、体調が悪ければ自宅作業が認められたり、子供の世話をするため夕方には家に帰って、その後作業をする人なんかもいたりして、忙しいなりに働き方は割と柔軟だったりします。それでも大変な仕事には変わりないですが。。。
アウトプットの質が低ければ長時間働いても意味がない
コンサルティングファームではアウトプットの質でしか評価が行われないので、長時間労働それ自体には価値がありません。質の高いアウトプットを出している限りは早く帰ろうが何も文句は言われません。一方で、なかなかアウトプットが出ないと長時間働いていても評価は厳しいものになります。まあ、高いアウトプットを出そうとすると必然的に労働時間は長くなってしまうんですけどね。。。
結局激務なの?
働き方改革が進み、昔に比べるとDD等の一部の案件を除いて、毎日朝までやってシャワーだけ浴びに家に帰るみたいな働き方はほとんどなくなっているので、ある程度体力に自信がある方であればそこまで気にする必要はないように思います。
労働時間よりも短時間で成果を出さなければいけないプレッシャーなんかが個人的にはしんどいと思われます。
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